ソーラーシェアリングってご存知?

皆さんは「ソーラーシェアリング」をご存知でしょうか。簡単に説明すると、農地の四隅(規模にもよります)に柱を立てて棚を作り、その上にソーラーパネルを敷くことにより、太陽光発電を行うというものです。ブドウやキウイなどの農園は枝が屋根のようになっていますよね、そんなイメージのパネル棚です。農地の利用方法を農業と太陽光発電とでシェアするということです。

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事の発端は長島彬氏が2004年にある太陽光発電の方法を発明したことによります。ほとんどの植物には、これ以上太陽の光を浴びても光合成量は増えないという光の強さ「光飽和点」というものが存在します。飽和点以上の光は無駄になるどころか、植物にとって水分不足を引き起こす有害なものとなるのです。そこで長島氏は、農作物に当てる光を抑える役割と、発電の役割を担う、一石二鳥の太陽光発電システムを発明したのです。

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しかし、これまでは農地というものは農業をする以外の目的で使用することは「農地転用」といって都道府県知事(4ヘクタールを超える場合は農林水産大臣)の許可を得る必要がありました。そして、許可が降りないケースも多々ありました。しかし、日本という小さな国土の有効利用の観点と、昨今の電力供給事情を鑑み、国は2013年4月に「営農を継続しながらの太陽光発電設置について」というガイドラインを各都道府県知事などに通知し、「営農型発電設備」、つまり「ソーラーシェアリング」を事実上公認した、というわけです。

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農地さえあればいいというわけではなく、農業を疎かにしないことや農業委員会の許可や審査などが必要ですが、日本が抱える様々な問題の解決策としてとても期待されているのです。